包茎手術後に患部が痛くなることは珍しくありません
一般的な包茎手術では、包皮の一部を切除して縫い合わせて治療します。
ところが縫い合わせた部分が不均一であったり、傷跡が波打っていたり、包皮が突っ張ったりして痛みが出ることがあります。
せっかくお金を払い痛い思いをして手術をしたのに、性交渉が難しくなってしまう人もいます。
上記のパターン以外にも切除不足や修正不足によって、締め付けが強くなって痛い思いをする人もいます。
これらは医師の技術不足が原因であるおそれがありますし、術後の経過を予測するのが難しかった可能性もあります。
どちらにしても再手術は可能であり、いち早く痛みとコンプレックスを取り除くのが賢明です。
ついでに痛み以外の不満を解消できる可能性があります。
具体的な不満には色がツートンカラーになっていたり、形状が左右被害症になっていたりすることが挙げられます。
クリニックによっては1度目の手術完了後に、アフターケアとして再手術について説明しているところもあります。
痛みや不満がある場合は再手術をすることができます
包茎手術で思い通りの姿にならなかった場合には、もういちど痛い思いをして治療する選択肢があります。
突っ張り感が強かったり、締めつけ感があったりする場合は再度メスを入れて縫合することがあります。
同じやり方でツートンカラーの色の差を小さくしたり、目立つ傷跡を隠したりすることができます。
包茎手術の再手術以外にもハイドロキノやステロイドの塗布によって多少の改善が望めます。
炎症や腫れが原因の痛みには別の薬を処方することも考えられます。
再手術をする場合には、別の場所を切開する方法も選べます。
たとえば先端付近の余っている包皮を切除した人が、再手術で根部の切除を選ぶことが挙げられます。
根部を切除するメリットは傷跡が目立たないことで、先端付近を切って痛みが出た人がこちらで修正することもあります。
ただし根部の切除は若干の後戻りをすることが報告されています。
そのデメリットを理解して決断するのがいいでしょう。
まとめ
包茎手術をしたあとに痛みや突っ張り感などが出た場合には、再手術をすることが珍しくありません。
再手術は同じ場所にアプローチすることもあれば、別の場所にアプローチすることもあります。
痛みがなくとも仕上がりに不満がある場合には同じクリニックでもういちど手術をしてくれることが多く、別のクリニックを選ぶことも可能です。
痛みの原因によっては再手術ではなく、ステロイドなどの薬を塗ることもあります。
気になることがあったら医師に相談するといいでしょう。